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構造改革をどう生きるか

第146回
原油バブルは近いうちに必ず崩壊する

経済アナリスト 森永 卓郎氏
2008年8月18日

 原油価格が続落している。ニューヨーク商品取引所の原油先物相場は、7月11日に史上最高値となる1バーレル(159リットル)=147ドルを記録したが、それ以後は下落を続け、8月15日には1バーレル=111ドルにまで下落し、約4カ月ぶりの安値をつけた。

 安値といっても、昨年はじめには1バーレル=50ドル台だったのだから、まだ2倍以上の価格である。そういえば、原油価格が1バーレル200ドルに達するだろうという見通しを示す投資銀行もあった。

 果たして、このまま原油価格は下落を続けるのか、それとも下落は一時的なもので、再び高値に戻ってしまうのか。

 わたしは、近い将来、原油価格が劇的に暴落する事態が起きると考えている。なぜなら、石油価格を高騰させた最大の要因は投機だからだ。投機にもとづく価格上昇、すなわちバブルは必ずはじけるのである。

 もちろん、現在の調子でストレートに石油価格が下落トレンドに乗っていくとは限らない。おそらく、価格が乱高下を繰り返す時期がやってくるだろう。それが、原油バブル崩壊を予知するシグナルである。そして、最終的に1年以内には大暴落を起こす可能性が大きいと考える。

 1630年代に起きた世界最初のバブルといわれるオランダのチューリップ・バブル以来、人類は約70回以上の大きなバブルを経験してきたが、一つとして崩壊しなかったバブルはないのである。

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