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構造改革をどう生きるか

第132回
支持率20%割れでも磐石の福田経済無策内閣

経済アナリスト 森永 卓郎氏
2008年5月12日

 福田内閣の支持率低下が止まらない。5月2日の毎日新聞によれば、前月比6ポイントダウンの18%となり、とうとう20%を割ってしまった。昨年9月の政権発足直後には57%あった支持率が、10カ月で3分の1になったわけである。逆に、発足直後には25%だった不支持率は増加する一方で、前回比4ポイント増の61%となった。

 まさに政局激動前夜かという状態であるはずだが、政界は与野党揃って静けさを保っている。もちろん、あちこちで次の政権をにらんで、こそこそと人が集まっているのだが、声高に倒閣を叫ぶ者がいない。

 不思議なのは、ここに来て自民党内では福田批判がトーンダウンしてしまったことだ。こわもての古賀誠選対委員長までが「福田さんは素晴らしい」などと言い出す始末。民主党は民主党で、暫定税率再可決なら問責決議案を出すといっておきながら、「やはり出さない」などと言っている。

 誰も彼も、きたるべき総選挙を、少しでも有利に戦おうということしか考えていないのだろう。庶民の生活がどうなるかなどとは、これっぽっちも頭にないに違いない。衆参ねじれの膠着状態にあって、経済対策が何もなされないまま、あと何カ月続くのだろうか。このままでは、本当に日本は壊れてしまう。

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