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“外交弱小国”日本の安全保障を考える

対日政策の違い、知っておく作業を

 このジュリアーニ候補の政策表明も、クリントン候補、オバマ候補とくらべて、ずっと前向きな対日認識だといえよう。日本への言及としては、きわめて短く、あっさりとしている。しかしそこには日本重視の姿勢が打ち出されているといえよう。

 各候補のこの種の政策発表は本格的な選挙戦のまだまだ初期の段階での試案に近い非公式な言明である。ここでの言明がそのまま新大統領の政策として固まっていくわけではない。だがそれでもなお、各候補の日本への姿勢にはかなり大きな差異があることだけは明白なようである。そして民主党候補と共和党候補との間には対日政策に関して、かなり大きな違いがあるという点も、日本側としては認識せざるを得ない。

 冒頭で述べたように、2008年米国大統領選キャンペーンでは日本は議論や論争のテーマにはなっていない。争点ではない。今後そうなる見通しも少ない。だがそれでもなお各候補たちの対日政策での言明のこうした違いを知っておくことは、日本側として欠かせない作業であろう。

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