第43回
ついに出馬表明した有力候補、マケイン氏の実力
国際問題評論家 古森 義久氏
2007年3月2日
かの有名なジョン・マケイン上院議員が米国大統領となれる見通しはどうなのか――。
米国大統領選キャンペーンでついに共和党側で最も知名度の高いジョン・マケイン上院議員が公式といえる名乗りを上げた。2月28日夜、CBSテレビのトークショー番組に出たマケイン氏は人気司会者のデービッド・レターマン氏の質問に答えて、次のように明言したのだった。
「わたしはアメリカ合衆国の大統領の候補者になることを今ここで宣言します」。
マケイン氏は公式の立候補宣言は4月にすると注釈を付けたが、全米で視聴率の高いテレビ番組でここまで明確に名乗りを上げれば、それはもう事実上の公式立候補宣言であろう。同氏は立候補のための準備委員会は既に昨年11月に発足させているのだ。
マケイン氏のこの宣言で、2008年の大統領選挙の主要候補は、共和、民主両党各2人ずつ、4人が顔をそろえたこととなる。
攻める側の民主党はヒラリー・クリントン上院議員とバラク・オバマ上院議員、共和党側はルドルフ・ジュリアーニ前ニューヨーク市長とジョン・マケイン上院議員、となったわけだ。ただし両党いずれの側にも、他に公式、非公式に立候補の意図を既に明確に表明した政治家たちは存在する。なかでもこれから注視される主要候補といえるのは共和党のミット・ラムニー前マサチューセッツ州知事である。
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