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運用の基本スタンスを考えよう!
金融商品・サービスに対するまず第一のスタンスは「分からない商品・サービスには手を出さない」ということだろう。これは全世代共通の原則である。「皆が買っているから」「テレビで宣伝しているから」といった理由だけで買わず、できれば信頼できる専門知識を持った相手に相談することが望ましい。
高齢者の増加とともに、団塊の世代をターゲットにした新しい金融商品・サービスが登場することが今後予想される。コストが高く、その割にリターンの少ない商品に投資をしてしまうリスクも存在する。元本保証だと思っていたら、元本割れを起こしていたということも最近の金融商品では見られる。基本的に複雑な仕組みの商品は、疑ってかかる方がよいだろう。
20歳代、30歳代のマネープランと、50歳代以降のマネープランは、運用方法や考え方が反対になる傾向がある。基本的に前者は攻める資産設計であり、20歳代で最初にすべきことで最も重要なことは単純ではあるが「貯蓄」である。これが、10年後、20年後に大きな差となってくるのだ。一方、後者は守る資産設計であり、運用しながらいかに有用に使うかが肝要であろう。
そして、事前に計画を立てて実行し、自分が理解できない金融商品やサービスには手をださないという心構えが、あらゆる世代には必要である。株式投資でも同様であるが、大きな利益を出すというよりは、大きな損失を出さないことが長期での資産形成の重要なポイントであろう。
この連載のバックナンバー
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