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不動産の達人が教える「失敗できない時代の住宅選び」

第58回
住まい選び ~ 周辺環境のチェックポイント

さくら事務所取締役会長 長嶋 修氏
2007年2月28日

 「閑静な住環境が気に入って買ったのに、平日の朝夕は車の通り抜け道路になっていてうるさい」「駅までバスで15分と聞いて安心していたのに、ラッシュ時は道路が混雑して30分以上もかかる」「大雨が降るとすぐに浸水して、道路が水浸しになる」「実は近いところに工場があったのを住んでから知った。工場の音や大型車の通行がうるさい」「昼は駅からの道も人通りが多いけど、夜になると人は少ないし、街灯もない。不安だ」

 住まい選びの圧倒的な「後悔ナンバーワン」は、実はこういった「周辺環境」に起因するもの。土日など、休日の昼間に現地を見学したイメージだけで契約してしまうと、往々にしてこのようなことが起きる。賃貸ならまだ引っ越しもしやすいだろうが、購入となるとそうやすやすと買い替えもできない。我慢するしかないケースも多いだろう。

 地域の環境は、曜日や時間でその状況がガラッと変わることが予想外に多い。住んでからの「こんなはずじゃなかった!」を防ぐためには、「平日と休日」「朝・昼・夜」の計6回は現地を訪れていただきたい。

 今回は、物件現地やその周辺を何度も訪れたり、また自治体・インターネットで確認できる周辺環境のポイントについて解説しよう。

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