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不動産の達人が教える「失敗できない時代の住宅選び」

第53回
新築マンション、このポイントは見逃すな

さくら事務所取締役会長 長嶋 修氏
2006年12月13日

 前回は、このシーズンによく見られる「新築マンション内覧会」の特徴についてお話しした。今回はこれから内覧会を迎える人のために、内覧会当日の流れや、部位ごとの具体的なチェック方法についてお話ししよう。

内覧会当日の流れ

 内覧会の進め方は、一般的に大きく2種類ある。

 一つは、「売主や施工会社が立ち会うケース」。このケースの場合、担当者から各種設備機器類の説明をしてもらったあとで指摘事項の内容を確認する。当然、質問などにもすぐに対応してもらえる。

 もう一つは、「誰も立ち会わないケース」。このケースのほとんどが大規模物件だ。前者とは異なり、各種設備機器などの説明はない。また、不具合などの指摘事項は当日手渡された「内覧会チェックシート」に自身で記入する必要がある。

 例えば洋室1の壁のクロスにキズがあった場合、「洋室1 壁 クロス キズ」といったように一つひとつの項目をチェックシートに記入していく。

『売主や施工会社が立ち会うケース』内覧会の一般的な流れ

  • エントランスにある受付で部屋番号と名前を伝える。
    販売会社担当者から、1階部分や外部にある共用部分の説明が行なわれる。
  • 施工業者担当が紹介され、販売会社担当とともに契約した部屋へ向かう。
  • 部屋の前に到着したら、まずは中廊下にあるメーターボックス内の説明。
    終了後、いよいよ室内へ。
  • 室内では、まず各設備機器類の使い方や、各所の動作確認。
    設備機器類の説明が終わると、内部の確認を開始。
  • 各部屋をまわりながら気になる個所があれば施工業者担当に伝え、チェック用紙に指摘内容と指摘した場所を記載してもらう。
  • 一通りのチェックを終えると1階の集会室に戻る。
    簡易な不具合に関してはすぐに修繕が行なわれ、修繕個所を確認するため室内に戻る。
  • 再度1階に戻り、エントランスドアの開け方や宅配ボックスの位置等を確認しつつ、駐車場や駐輪場などの共用部分の説明を受ける。
  • 共用部分の一通りの説明が終わると、また1階の集会室に戻る。
  • 修繕しきれなかった指摘事項の確認を行う。再内覧会の日時を決め、チェックシートにサインと印鑑を押してチェックシートの写しを受け取る。

※その後、たくさんある設備機器類のファイルを渡され、一つひとつ内容を確認するケースもある。

室内 巾木の取り付け忘れ

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