大型マンション内覧会の特徴
前段で述べたとおり、これから大規模マンションの引き渡しが集中する。超高層・大型マンションの内覧会は、大規模ならではの特徴がいくつか見られるので紹介しておこう。
それら内覧会は、デベロッパーの都合によって「ベルトコンベア方式」で行われることが多い。あらかじめ内覧会日時が指定され、平日・休日、時間帯に関係なく日時がランダムに割り振られるのだ。
この指定日時がもし、自分たちにとって都合の悪いものであれば、内覧会日時の変更を申し出ることは一向に差し支えない。ただ、土日・休日は非常に混雑していることが多い。もし都合が許すなら、むしろ平日にゆっくりと確認したほうがよいかもしれない。平日ならばデベロッパー側も、休日よりも人員や時間をさいて丁寧に対応してくれる傾向にある。
この時期の内覧会はとにかく、売主側の人員が足りない。そこで現場に携わったことのない内勤の社員などが内覧会の立会いに借り出されることも多くなる。しかし、現場に携わった人間でなければ分からないこと、説明できないことが山積する内覧会には、やはり担当の現場監督など、きちんと説明できる人に立ち会ってもらえるようにするのが望ましい。
また、内覧会の時間は「30分~1時間程度でお願いします」と言われるのが一般的。しかし内覧会での検査は、わたしたちプロが見るだけでも2時間程度はかかる。
そもそも、現場監督が部屋をチェックするのにも1時間以上はかけているはずだ。それを一般の購入者が30分程度でしっかり確認などできるわけがない。内覧会時間は特に限定せず、あくまでも「きちんと確認できるまで」としておこう。
日時調整ができたら、いよいよ内覧会本番だ。内覧会ではどういったケースがあるのか、さくら事務所の内覧会立会い・同行で発見された不具合の事例はこちらをご覧いただきたい。
次回は「自分でもできる内覧会チェック」の方法を具体的にお伝えしよう。
おしえてBP!
住宅
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