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不動産の達人が教える「失敗できない時代の住宅選び」

第50回
資産になるマンション、負債になるマンション

さくら事務所取締役会長 長嶋 修氏
2006年11月1日

「やっと手に入れたマンションだから、その価値を維持したい」
「永く快適に暮らせるよう、大切に維持したい」

 新築マンションを購入した人は誰しもこう願っているのではないだろうか。今回はそんな人のために、また、これからそう願ってマンションを購入する人のために、“意外と知られていない”けれど“お金をかけずに”マンションの価値を保てる方法を伝授しよう。

 結論から言うとマンションの価値を保つのは、屋根や外壁、廊下やバルコニーといった建物の共用部分をいかに点検・メンテナンスするかにかかっている。ところがこの共用部分、マンション住民の皆がなんとなく人任せにしていて、意外とノーケアであることが多いのだ。

 写真1は、とあるマンションの外壁部分。クラック(ひび割れ)があり、そこから雨水などが浸透したため内部の原料が染み出す白亜化(チョーキング)によって、タイルが変色してしまっている。これをこのまま放置しておくと被害が拡大する可能性は高い。しかし、早期にしかるべき補修を行えば劣化を防ぐことができるのだ。

写真1

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