第48回
住宅の省エネ・環境対策(4)
“快適”を実現するオール電化
さくら事務所取締役会長 長嶋 修氏
2006年10月5日
「オール電化住宅」に「オール電化マンション」――。最近、オール電化という言葉をよく耳にするようになった。普及度は近年、急速に高まっている。『月刊HOUSING』(リクルート)が行なった、同誌読者で新築・建て替え済み、もしくは住宅メーカー(工務店・建築事務所等含む)と契約済み世帯を対象としたアンケートによれば、2005年に建てられた注文住宅のうち実に51.8%に、オール電化が取り入れられている。
表1 オール電化住宅の普及度。出典『月刊HOUSING』(リクルート)。同誌読者で新築・建て替え済み、もしくは住宅メーカー(工務店・建築事務所等含む)と契約済み世帯を対象としたアンケート
「とにかく便利で快適。火を使わないから安心ですし、光熱費も下がりましたね」。北海道電力が主催した「オール電化マンションフォーラム」に講師・パネラーとしてわたしが招かれた際、パネルディスカッションにオール電化住宅住民代表パネラーとして登場した主婦は笑顔でそう語った。
「暖房をつけっぱなしで外出できる」
「ペットを置いたまま旅行もできる」
「部屋によって温度差がないから家中快適」
「寒い日でも目が覚めたときに暖かいのがうれしい」
「焼き魚も煮物も、上手に出来て使いやすい」‥‥‥‥‥
などなど、実体験に基づいたオール電化のメリットが次々と飛び出したパネルディスカッション。実際、オール電化住宅で暮らしてその良さを充分に実感して、住み替えの際もオール電化を採用したいと考えている人も多いようだ。
最大のメリットとして共通の認識だったのは、前述した数々のコメントどおり、「快適性」である。「より快適に」を実現する住まいのインフラとして、有効な手段の一つといえるだろう。
そこで本稿では、オール電化の仕組みやメリットデメリットについて、いくつか具体的に紹介してみたい。
おしえてBP!
住宅
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