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不動産の達人が教える「失敗できない時代の住宅選び」

第36回
「マンション内覧会」はマンション購入の最後の砦

さくら事務所取締役会長 長嶋 修氏
2006年4月5日

「内覧会」で満足度が変わる

 突然だが、私が創業した「さくら事務所」の名前は、娘の名前からとった。私なりに、いろいろ大切にしたい想いがあったのだ。

 娘の名前をつけるとき、「日本的・和的なもの」「日本人が抱くイメージ」「桜の潔さ・美しさ」などをイメージしてつけた。だからこの季節には、私は特別な思い入れがある。日本は本当に美しい国だ。日本人でよかったと、心から思えることのひとつである。

 今年も春、さくらの季節がやってきた。毎年、この季節は引越しのシーズンだ。多くのご家族が学期末・年度末にあわせて引越しをなさったことだろう。

 そしてまた、マンションデベロッパーの年度締めという事情もあり、マンションの完成も年度末にセットされていることが多い。

 新築マンションの購入は事実上、ほとんどのケースでいわゆる「青田買い」である。建物がまだ存在しない段階、図面だけの段階で、想像力を働かせながら購入の決断をしなければならない。

 そこで重要になるのが「内覧会」だ。

 引渡しより数週間~1ヶ月前に行われる「内覧会」で、購入者は初めて、自身が購入したマンションの現物を確認できることになる。この「内覧会」にどう臨むかで、入居後の安心感・満足感が全く違ってくるのだ。

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