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不動産の達人が教える「失敗できない時代の住宅選び」

第18回
資産価値を保つマンション管理のオキテ(3)
~資金繰りの問題からは逃げられない!~

さくら事務所上級コンサルタント 土屋 輝之氏
2005年11月15日

コミュニティの結束が大前提だが・・・

 これまで『資産価値を保つマンション管理のオキテ』というテーマで2回にわたって、中古マンション取引市場の現状と未来、管理組合・理事会の仕組みや運営についてお話しさせていただきました。

 このテーマ最後となる本稿では、いよいよ資産価値を保つための具体的なマンション管理の方策についてお話していきましょう。

 生々しいいい方になりますが、ズバリ言うならば資産価値を維持するための管理を行なうには資金が必要です。まったくお金をかけずに、資産価値を維持することは不可能でしょう。

 もちろん、管理の予算を際限なく潤沢にかけることができれば、管理組合や理事会のコミュニティの熟成といったことは除くものの、運営素晴らしい管理が実現するかもしれません。とはいえ、複数の所有者で構成される管理組合が際限なく費用をかけるということは、一般的に現実味がありませんね。

 ここでお話しすることは、平均的な管理費などの負担を前提としています。資産価値を保つマンション管理とはつまり、費用は一般的でも管理の内容に優れ、現時点はもちろん、将来的な不安も極めて少ないという状態を実現すること。

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