第12回
これだけは見逃すな! マンションのモデルルーム
~豪華な内装に見とれるだけでは失敗する~
さくら事務所上級コンサルタント 印南 和行氏
2005年10月4日
モデルルームでの確認不足は、「購入の失敗」に直結する
「下り天井があって、なんだかすごい圧迫感を感じた」
「サッシの開閉ができないので、自分で清掃できずに毎日イライラ…」
これらは、建物が完成したときや入居したときに初めて失敗に気付いた方の声だ。部屋に下り天井があることを想像していなかった、サッシの形状を確認していなかったなど、すべてモデルルームや設計図書での確認不足によって起こった失敗なのである。言い換えると、チェックすべきポイントを事前にきちんと確認していれば、こういった失敗は少なくなる。
モデルルームやそこに設置されている設計図書は物件の情報の宝庫だ。パンフレットだけでは分からない物件の本当の姿が見えてくる。
では、どうすれば物件の本当の姿を見ることができるのか? ここでは、その一部となるモデルルームに絞って、具体的なチェックポイントをお伝えしていこう。
「段取り」こそが成功の鍵!?
モデルルームが有効に活用できるか否かは、当日までの段取り次第というと驚かれるだろうか? ここで言う段取りとは、カメラやスケール、メモ帳といった準備物だけではない。一番重要なのは、希望条件を整理しておくことなのだ。
例えば、最重要ポイントは隣接住戸との遮音対策がしっかりしていることか、防犯対策がしっかりしていることなのか、家族でじっくり話し合っておくとよい。希望条件が明確だと重点的にチェックする項目が把握でき、当日は効率よく確認できる。また、そこに住む予定の家族全員がモデルルームに行けば、各々の視点で部屋のチェックが行なえる。家族の日程調整も大切な段取りのひとつだ。
次に、モデルルームでの具体的なチェックポイントをみていこう。
おしえてBP!
住宅
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