第28回
酔っ払い運転事故の真の加害者は誰か?
リスクコンサルタント 浦嶋 繁樹氏
2006年9月14日
欄干の強度に問題はなかったか?
福岡で酔っ払い運転の車が家族連れの車に衝突、被害車両が海に転落し子供たちが死亡した。加害者が公務員であったことや酔っ払い運転を隠蔽した行為などから、激しくマスコミや社会からのバッシングが起こった。確かに酔っ払い運転での事故を起こした加害者に同情の余地は無いが、もう一人の加害者に注目していただきたい。
一部マスコミでも取り上げられているが、橋の欄干(ガードレール)の強度が歩行者用に作られていたため弱かったというのが、実は子供たちが亡くなった事の真相のようだ。あの事故で欄干の強度が保たれていれば子供たちは死ななくてよかった、普通の事故ではなかったのか。
この加害者はその直接原因(ぺリル)を作った事は攻められるべきだが、死亡事故に至る環境(ハザード)を作った橋の設計者と管理者の責任も同じくらい重い加害者と言えるのではないだろうか。
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