働かない日本人が増えている
先日、わけの分からない疑似通貨を作り、巨額の詐欺事件を引き起こした容疑で捕まった男がいたが、どこの世界に毎年預けた金額と同額のカネ(疑似通貨)が受け取れるなどという甘い話があるだろうか。
どう考えても詐欺だろう。こうした詐欺にだまされるのは、働かずに、汗水流さずにカネもうけしたいという欲があるからだ。
聖書にはこんな言葉がある。
「子どもに働く喜びを教えない親は泥棒になれと教えているようなものだ」
ところが、最近は働かない日本人が増えている。デイトレーダーというのだろうか、株の売買で飯を食っているという人間がいるが、これは「働く」とは言わない。株売買には何の生産性もない。差額を抜いているだけだ。
親戚の葬式のとき、葬儀会場にまでパソコンを持ち込んで操作している男がいたので何かと思ったら、株で1億円損したので必死に取り戻そうとしていたらしい。こういう男に葬式に来てもらっても故人は浮かばれない。
先日、NHK特集で振り込め詐欺に加担する犯罪者たちを追いかけていたが、若者が中心で、なんと現役大学生まで仲間になっており、しかも罪の意識はほとんどないという。
登場した首謀者や仲間連中は振り込め詐欺をビジネスのごとく語り、「だまされる方が悪い」「世の中はセレブと乞食に分かれる時代なのだから、カネもうけしてセレブを目指すのは当たり前」とうそぶいていたが、何がカネもうけだ。こんなことは、ただの小汚い犯罪であり、彼らの行く末は目に見える。カネだけが唯一の価値観になり、働くことと犯罪の区別もつかない。
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