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犯罪に立ち向かうテクノロジー

社内で遊ぶ不良社員

 小さな犯罪を見過ごしてはいけないことは社内犯罪でも言える。企業は表沙汰にしたくないのでほとんど公表されないが、社員による切手・印紙・文具などの社内窃盗は実に多い。

 仕事しているふりをして、インターネットでアダルトサイトを見たり、ゲームをやったり、株取引をしたり、音楽をダウンロードしている社員も多い。

 しかも、悪質な社員になると周囲が帰った後、残業代や深夜残業代を受け取りながらなのである。

 ある大手の系列のメーカーは、こうした行為を見逃していたため、つぶれてしまった。

 かなり多くの不良社員が、昼間はまともに仕事をせず、18時以降や土日に出社して、半分遊びながら仕事をしていた。

 それを見抜けなかった経営者も情けないが、経営破たん後、不良社員をカットし、従来の3分の2の人員で仕事を再開したが、同じ生産性で社員がみな、定時に帰ることができたというのだから、いかに社員の3分の1が何もしていなかったか分かる。

 ある会社で中途採用した社員に勤務時間は朝9時からと言ったら、本当に9時にやってきたという話があった。

 9時というのは仕事を開始する時間であって、そのための準備に普通はせめて15分前ぐらいに来るのが常識ではないか。あまりに社会的常識がなさすぎる。

 いろいろな人生観があるのだから、仕事を最優先にしろとは決して言わない。だが、企業に採用されて、企業が支払うおカネから収入を得ているのならば、その時間内だけは一生懸命に働いてほしい。

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