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犯罪に立ち向かうテクノロジー

第26回
タスポを使ってはいけない人々

松村テクノロジー社長 松村喜秀氏
2008年6月20日

 本コラムの第24回の「『タスポがないと買えない』という宣伝のウソ」に多くの反響をいただいた。その中には、情報不足や誤解に基づくものもいくつか見受けられた。

 当社の識別方式について、このコラムであまり語ると宣伝になってしまうので控えたいのだが、最低限のことは伝えておく必要があるだろう。そう思い、再度、この話題を取り上げさせていただいた。少々、お時間をいただければと思う。

 まず、わたしの基本的な取り組み姿勢についてである。いただいたコメントのなかに、運転免許証を持っていない人や外国人は当社の運転免許証による成人識別装置は利用できないのではないかというご指摘があった。

 それはその通りで、わたしもすべてのたばこ自動販売機に当社の製品を付けろなどと言うつもりは毛頭ない。

 もともと、わたしはたばこの自販機に成人識別装置をつけるべきではないと思っている。できるならば、こんな仕組みを廃止してもらいたい。もちろん、未成年者の喫煙は許されるべきではないが、それは親を含めて周囲の大人が注意することだ。

 だが、スタートしてしまった以上、成人識別の仕組みがタスポだけではよくないのではないかと考え、運転免許証の成人識別装置も認めてほしいと関係各所に働きかけてきた。

 どんな仕組みにも完全はないのだから、なるべく選択肢があった方がいい。タスポも免許証も持っていない人は対面で買うしかないだろう。

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