バックナンバー一覧▼

犯罪に立ち向かうテクノロジー

偽ブランドを持つことは恥ずかしい

 偽ブランドを喜んで買い込む観光客も多いが、現在では偽ブランドと知りながら購入して日本に持ち込んだら、たとえ個人の買い物でも犯罪になり、没収される。

 そのためか、偽ブランドの店の店員などは、「これは偽ブランドではなく、コピーだ」とか、「個人で使うなら犯罪ではないから、買ったらすぐに使いなさい。中古なら大丈夫」などとお客を誘っている。

 だが、偽ブランドは偽ブランド。偽を持つことは恥ずかしいことだと思うのが当たり前だ。本物は高いからというが、それならばそんなものは持たなければいい。

 偽というものは、本物が持っている権利や、それまでの投資、努力などを無視する卑怯な存在である。そんなものを持つよりも、自分の目で見て、気に入ったものを買える範囲内で買うことの方がよほど気持ちいい。

 正直に言えば、わたしも偽ブランドに誘惑されたことがある。アルマーニやダンヒルのスーツがたった2万円、しかも生地もなかなかいい。店員に聞くと、「これはコピーです」という。「偽だろう」と聞くと、「偽でなくて、コピーだ」と言い張る。

 結局は、偽を持つことは恥ずかしいことだと思って買わなかった。

 最近は偽のバイアグラや漢方薬など薬を安く買う人もいるが、これは偽ブランドのバッグなどより危険だ。どんな成分が入っているかも分からない。決して服用してはいけない。

 相変わらず、アダルトビデオやDVDを買って帰る人もいるが、中には表向きは禁止で、裏で売っている国もある。もし、買っているときに手入れを受けたり、持っていることが発覚したら逮捕されることもある。

 ましてや、マリファナなど麻薬はもってのほかだ。簡単に手に入る国もあるが、もし、捕まったら監獄どころか死刑になる国もある。決して手を出してはいけない。

 海外旅行は楽しいし、気晴らしにもなるだろうが、その国にはその国のやり方や習慣がある。郷に入っては郷に従えだ。傲慢に振る舞ったり、はしゃぎすぎない。少しは、その国の歴史や文化などを調べて行けば、また別の楽しみがあるだろう。

あなたのご意見をコメントやトラックバックでお寄せください

SAFETY JAPAN メール

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。