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犯罪に立ち向かうテクノロジー

第22回
GW中の海外旅行は要注意 ~ 後編

松村テクノロジー社長 松村喜秀氏
2008年4月25日

 北京オリンピックの聖火リレーで、チベット支援者のデモや妨害騒ぎが起きているが、観光客が物見遊山で見物していると、暴動に巻き込まれる危険もある。

 中国の弾圧に怒ったチベット人がラサで行った抗議活動では、中国軍が出動する事態になり、死者と負傷者が多く出た。一説にはデモの周囲にいた人まで軍か公安に取り押さえられたということだから、観光客が巻き込まれる可能性もあった。

 日本ではこうした激しいデモや暴動などないから実感できないが、世界では政治的な対立や弾圧などから一部の勢力が政府軍と戦っている地域も少なくない。

 例えば、アジアや中近東では政府と対立するゲリラが勢力下にある道路上を通過する車を止めて、通行料を脅し取ることもあるが、日本の観光ツアーがそんな危険な場所も平気でルートに組み込んでいることがあるから恐い。

 そういう場所では、ゲリラと住民との暗黙の了解があって、例えば、地元の人が利用するバスは襲撃されない。観光客もそれを知らないと、どんな危険に襲われるか分からない。

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