日ごろの考え方が運命を決める
わたしはキリスト教徒であり、米軍横田基地の中にある教会の長老(エルダー)を6年間、務めている。
そうした関係からいろいろと縁があって、アーサー・ホーランド牧師と知り合った。彼は六本木の会場で月2回、非行・不良少女たちを集めたセミナーに参加して、いろいろな話をしている。そのセミナーにはボランティアで俳優や音楽家たちも来てくれる。
そこで彼は人生観や結婚観などについて話をするが、最も伝えたいことはプライドを持って、自分自身を大切にしてほしいということだ。
自分を大切にできない人は親も兄弟も友だちも大切にできない。自分が大切なら、身体を売ることなどできない。売春に走るのは自分を傷つけることによって親や誰かを傷つけ、復讐しているつもりなのかもしれない。
自分を大切にすることは考え方一つなのだ。何かを否定する考え方からは、否定的な結果しか生まれない。それは喜びではなく、悲しみや怒りだ。
わたしは「考えに気をつけよう」という五つのフレーズを彼女たちに伝えたい。これはインディアンの格言や聖書を参考にわたしが作ったものだ。
~考えに気をつけよう~
考えに気をつけよ。 それは、あなたの言葉になるから。
言葉に気をつけよ。 それは、あなたの行動になるから。
行動に気をつけよ。 それは、あなたの習慣になるから。
習慣に気をつけよ。 それは、あなたの人格になるから。
人格に気をつけよ。 それは、あなたの運命になるから。
つまり、考え方一つで運命は決まってしまうということだ。ちょっとした怒りや不満で親や友だちをののしることもあるだろう。売り言葉に買い言葉で、家を飛び出し、いつの間にかそれが習慣のように繰り返されるようになる。
そうなると、いつの間にか明るくて周囲の信頼もあったあなたの人格が変わっていき、不幸な運命が訪れる。
未成年で酒、タバコに染まり、繁華街を夜ごと遊び回っている子たちが「いま遊んでいるけど、20代になったら、ちゃんと結婚して、子どもも育てたいんだ」と言うが、それは虫がよすぎる。
酒、タバコの生活を断ち切って、普通の生活に戻れればいいが、そうでなければ、習慣化し、挙げ句の果てに麻薬に手を出し、犯罪や売春にいたる。そうならない前に、考え方を変えることだ。
親や周囲の人たちに感謝し、自分の命を喜び、大切にして生きる。そのような生き方にこそ、幸せの運命が待っている。
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