補助錠は電子錠が安全
空き巣の主な侵入手口はいくつかあるが、「ピッキング」は金属製の特殊な工具を鍵穴に入れて錠を開ける手口。
「サムターン回し」は、ドアとドア枠の隙間、郵便ポストなどから工具を差し入れて、サムターンという内側のドアロック用つまみを回して開ける手口。ドリルでドアに穴を開けてサムターンを回す強引な方法もある。
「カム送り解錠」は、鍵穴を覆うカバーを動かすと隙間ができるタイプの錠ケースを狙う手口で、この隙間から工具を差し込んで解錠する。
いずれも手慣れた空き巣なら30秒~2分もあれば簡単に開けてしまう。
プロの空き巣たちにとって、いったん狙いを付けたら、通常のシリンダー錠はあってなきがごとしである。
そのために、「補助錠」をつけることが有効だが、同じシリンダー錠を付けても、あまり意味がない。犯行時間が少し延びるだけだ。
そこで、補助錠としてお勧めしたいのが「電子錠」だ。電子錠ならば鍵穴がないので、破られる危険性が低い。
ただし、暗証番号で解錠するテンキー式とか、磁気カードで開けるタイプではなく、非接触のリモコン式の方が安全だ。
テンキー式はある特殊な方法で暗証番号を知ることができてしまうし、磁気カードもスキミングのおそれがあるからだ。
いずれにしても、空き巣を甘く見ず、くれぐれも用心していただきたい。
あなたのご意見をコメントやトラックバックでお寄せください
この連載のバックナンバー
- フィリピンで発見された「偽1万円札」の精巧さを調査。その出所を推理する (2009/04/21)
- 4月に新住基カードがスタート (2009/03/19)
- 働かずにもうけたい ―― 毒されていく勤労観 (2009/02/27)
- 生体認証破り――国の安全に「穴」が開いた (2009/02/13)
- マナーの悪い不良外国人に「喝!」 (2009/01/23)

