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犯罪に立ち向かうテクノロジー

第9回
偽造印紙と偽マイルドセブン

松村テクノロジー社長 松村喜秀氏
2007年10月26日

 昨年7月、東京都台東区の金券ショップになんと200円の偽造収入印紙29万8000枚(5960万円相当)が持ち込まれた。ショップは持ち込んだ韓国籍の男に約5500万円を渡し、印紙と引き替えた。ところが、その後、この印紙に不審点があるのが分かり、事件が発覚した。

 この偽造印紙は極めて精巧で、海外で作られた可能性が高い。

 一般の人はあまり印紙に触れる機会がないため、関心が薄いだろうが、実は昔から偽造はあるのだ。印紙には収入印紙、登記印紙、特許印紙、自動車重量税印紙などいろいろな種類があるが、一般的には印紙といえば収入印紙を指す。

 収入印紙の額面は31種類あり、安いもので1円、2円から、高額になると1万円や5万円、最高で10万円もある。

 これをシートで偽造して売りさばけば、たちまち大きな収入になるのだから、犯罪者グループが見逃すはずがない。

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