第48回:「プロの親」なら知っておきたい、
子どもを「勉強好き」にする教科書活用「裏技」とは
親野 智可等氏
2009年4月28日
教科書は、親が活用して「こそ」、本領を発揮する
新年度が始まり、子どもたちは真新しい教科書を受け取って喜んでいるのではないだろうか。不思議なもので、勉強の好き嫌いに関わらず、子どもにとって新しい教科書はうれしいものだ。
この教科書、実は子どもたちのためだけのものではない。親にとっても、使いようによっては、子育てにとても役立つのだ。
昨年も、この教科書の活用法について簡単に触れたが(第21回「学年始めにやっておくこと」)、今回は、子どもを勉強好きにする「教科書の使い方」についてお話しする。
教科書は当然ながら、1年間の子どもの勉強内容を網羅しており、これから子どもが学ぶことを見通すには最適の材料である。
親がその内容をひととおり理解しておけば、生活の中で子どもの勉強をサポートし、意欲を高めることができる。
たとえば、魚について勉強することがわかったら、料理や買い物の時に魚についていろいろと教えてやる。手紙やハガキの書き方を学ぶなら、子どもに宛名の書き方やあいさつの書き方を見せてやる。高学年で、俳句を勉強するときは、事前に新聞の俳句欄などを読み聞かせてやる。算数で分数を初めて習うなら、ピザを2分の1や4分の1の大きさに切って説明する。
こうした、ちょっとしたサポートが子どもに意欲を持たせ、学校で学ぶ際の自信につながる。親が少し意識しているだけで、勉強好きの子どもにしてやることができるのだ。
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