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父親のための親力養成塾

学校は「勉強の場」であると同時に「友だちと遊ぶ場」でもある

 友だちとたっぷり楽しく遊べると、子どもはストレスの解消ができる。心がすっきりして穏やかな気持ちになる。気持ちが満たされて楽しい気分になる。勉強にも集中できる。勉強が苦手で授業中は活躍できない子も、遊びで活躍できる。

 そして、友だち関係力が育つ。自己主張、交渉、妥協、仕切り方、従い方、勝ち方、負け方、攻め方、逃げ方、怒り方、泣き方、謝り方、仲直りの仕方、イヤなものはイヤと言う力、そして、相手を思いやる気持ち‥‥。生きていく上で必要なすべてが学べる。

 このようなわけで、わたしはロング昼休みが増えることを願っている。学校関係の方には、ぜひ実現に向けて取り組んで欲しい。保護者の方には、ぜひ保護者の声として学校に働きかけて欲しい。

 もちろん、ロング昼休みだけですべて解決するというつもりはない。ほかにもやれる事、やるべき事はたくさんある。だが、今すぐにでもできることがあるのだから、ぜひやって欲しい。

 同時に、子どもが安心して遊べるように、学校内の安全管理も十分やってほしい。一番いいのは、教育委員会の中に、所管の学校の安全管理のみに従事する(ほかの仕事と掛け持ちでなく)専門職員を置くことだ。

 各学校に任せていては、完全な安全管理をすることは絶対にできない。現場の職員はみんないろいろな仕事を山ほど抱えていて、どうしても「たくさんの仕事の中の一つ」になってしまうからだ。

 学校は「勉強する場」だとよくいわれる。それは、もちろん正しい。だが、これからは、それだけでは不十分だ。学校を、「友だちと遊ぶ場」にしていく必要もあるのだ。子どもが遊びを通して豊かな友だち体験をすることができる場所と時間、それを大人が保障してやる必要がある。そういう時代になったのである。

 親も教師も、子どもの遊びや友だち体験の大切さをもっともっと認識する必要がある。それは、はっきり言って勉強以上に大切なことなのである。

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