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父親のための親力養成塾

第43回 人間の心の動き方を学ぶ時間

親野 智可等氏
2009年2月6日

 いじめ、暴力、暴言、種々のハラスメントなど多くの犯罪行為がメディアを賑わせている。こうした犯罪を引き起こす人たちに共通していることは、他人とよい人間関係を築く力が弱くて、人の気持ちを思いやる力も弱いということだ。

 思いやりの心は、相手の心の中を思い浮かべる「想像力」と、相手の気持ちにより添う「共感力」から成り立っている。相手の悲しさやつらさを想像して共感する、それが思いやりだ。

 この力を身に付けるには親子関係が土台となる。親は子どもが泣いていればあやし、頭をなでる。話を聞いて慰めてくれるし、うれしいときは一緒に喜んでくれる。このように、思いやられることのありがたさを、まず、たっぷり味わうことが大切だ。

 しかし、それだけでは不十分である。親から思いやってもらえることだけでなく、自ら相手を思いやる経験も大事だ。

 そのために一番いいのが、友だち体験だ。

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