人間同士の関係を取り戻そう
ピザ屋でA君をしかりつけた客も、経済の論理に洗脳されていると言える。彼の頭の中には、客と店員という立場の違いが絶対的なものとしてある。彼は、金を払う者は金をもらう者に絶対的に優越すると信じて疑わない。
だが、本当は、客と店員である前に一人の人間同士なのだ。そういう意識を持っていれば、「客に謝罪もできないけしからん店員は許せん」と激高する前に、「この人はなぜ謝罪できないのだろうか? 何か理由があるのかも知れない」と考えることもできるはずだ。
ハキハキしゃべれない部下も、配管の手順を間違える部下も、しかりつけた上司も、同じ人間だ。上司と部下である前に、お互い人間同士なのだ。
だから、「ビジネスでそんな甘いことを言ってはいられない」などと言わないで欲しい。ビジネスマンである前に一人の人間なのだから。
あなたのご意見をコメントやトラックバックでお寄せください
この連載のバックナンバー
- 子どもの国語力を「グングン」伸ばし「親子関係も良くする」魔法の手法 (2009/04/14)
- お父さんたちも写真に写ろう (2009/03/27)
- 左利きを直す必要はない (2009/03/06)
- 妻を褒めよう (2009/02/20)
- 人間の心の動き方を学ぶ時間 (2009/02/06)

