第38回 親子の会話でことわざを使おう
親野 智可等氏
2008年11月28日
日本にはたくさんのことわざがあるが、ことわざには人間の生きる知恵が凝縮されている。その上、表現が面白いので、子どもはどんどん覚える。生活や親子の会話の中で、さりげなく、ことわざに触れさせると子どものためになる。
ことわざは大人でさえ、ときに考えたり、自分をふり返るきっかけになる。というのも、ことわざによって、自分の経験や考えを整理して、一般化(抽象化)することができるからだ。
苦しいときには、「楽あれば苦あり、苦あれば楽あり」ということわざを思い出すと、煮詰まった気持ちが楽になる。夏休みの宿題を後回しにしたおかげで、苦労している子どもも、このことわざを聞けば、「先に嫌でも宿題をやってしまえば、後は楽になるんだな」と実感できる。
こうして、経験を整理し、蓄積していくことが大切だ。
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