バックナンバー一覧▼

父親のための親力養成塾

お父さんのコーチングで運動会の成績アップ

 このところ、5~6月に運動会を開く小学校が多いので、徒競走などで成果を上げられるように、GWに走り方を教えてあげるのもいいだろう。

 お薦めしたいのが、最新の身体力学(スポーツ・バイオメカニクス)に基づいた練習法だ。これまで、速く走るためにはももを高く上げるとか、腕を強く振るとか、地面をけるということが重視されていたが、今の日本のトップアスリートたちは全く違った走り方をしているのだという。

 その結果、短距離走で日本選手が活躍することになったそうだ。

 その方法は股関節をうまく活用し、骨盤の内側の筋肉(腸腰筋)などをきたえることにあるらしいのだが、詳しいことは『運動会で1番になる方法―1ヶ月で足が速くなる股関節活性化ドリル』(アスキー、1470円)などの本やDVDをご覧いただきたい。

 神奈川県の横浜市立田奈小学校でも、この練習法を取り入れて、成果を上げているそうだ。

 お父さんがこうした本やDVDを手に入れて、子どもをコーチングし、運動会で活躍できれば、親父株が急速に上がることは間違いない。

 このほか、身近で実践できる楽勉は工夫次第でいくらでもある。

 例えば、お風呂に入るときに500ミリリットルと、1リットルのペットボトルを使えば、500ミリリットル2回で1リットル分になるなど、液体のかさを体験できる。

 お風呂から上がって体重を測り、お父さんが65.8キロに対して、子どもが25キロなら、およそ何倍か計算してみる。それだけで、重さ、小数点、概数の勉強になる。

 「今日は蒸し暑いな」で終わるのではなく、温度計、湿度計で毎日測り、数字で気候を表現することで科学の地頭が出来てくる。

 顕微鏡や天体望遠鏡も最近は安くて性能がいいものがあるので、花粉や川の水を見たり、月を見たりするだけで、子どもは感激する。

 国語の力を付けさせたいと思えば、百人一首や漢字カルタもいいだろう。

 こうした楽勉はもちろん、GWでなくてもできるのだが、特にお父さんたちは普段、仕事に追われているだろうから、多少なりとも余裕のあるGWには、楽勉を試してほしい。

 子どもとの触れ合いになって、勉強にも役立つのだから一石二鳥だ。

『否定しない』子育て

★近刊書のご案内

「『否定しない』子育て」(講談社、1300円)という本を出しました。これはベネッセの教育情報サイトに連載している「教えて!親野先生」のコーナーで、親御さんから寄せられた質問や相談にお答えしたものです。まじめな親御さんほど子どものためを思って子どもを否定し、しかってしまう。しかし、それは親子関係のためにはよくありません。子育てに悩みを抱えているみなさんにご一読願えれば幸いです。

あなたのご意見をコメントやトラックバックでお寄せください

SAFETY JAPAN メール

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。