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父親のための親力養成塾

イベント開催で先生への負担は最小に

 もう一つ、気をつけていただきたいのは学校や先生たちへの「負担」である。

 中には「父親が子どもたちのためにイベントを開催するのだから、学校に負担を強いて当然」とばかりに、「材料を買っておいて」とか「長いすを用意しておいて」と注文されることもあるようだが、学校の先生たちはいまや忙しすぎて肝心の授業に手が回らないほどだ。

 予算削減による人手不足から、クラス担任のほかに図書館主任、パソコン管理主任、補導担当、出席簿管理責任者など、最低でも1人で四つや五つの係を抱えている。わたしも八つほど係を兼任していたことがある。

 おまけに子どもの指導に関しては以前より時間がかかり、加えて親とのやり取りにも時間がかかる。モンスターペアレントなどが出てきたときにはほかの仕事が何もできなくなる。さらに、教育行政が変わるたびに提出の必要な書類が増える。

 愚痴を言うわけではないが、それほど、いま教師は厳しい状況に置かれており、そのことを親たちにも理解していただきたい。

 だから、オヤジの会のイベントでは、準備から後片付けまで、学校側と連絡を取りながら完結してもらえると先生たちはありがたい。もちろん、先生でなければできないような必要な協力は求めるべきだし、先生たちも手伝うだろうが、極力、教師の負担を軽減してやってほしい。

 教師が授業や指導に全力を注げないことは子どもにとっても不幸なことだ。オヤジの会もその点を理解して協力してほしい。

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