第7回
「学校裏サイト」で広がるいじめ
親野 智可等氏
2007年9月21日
今、「学校裏サイト」を舞台にしたいじめが広がりつつある。
裏サイトとは学校の公式サイトとは関係なく、生徒が個人的に作ったサイトを指す。ただの情報発信や情報交換ならば問題がないのだが、そのサイトの掲示板で特定の生徒を名指しで誹謗中傷するケースが増えてきた。
中高生が中心だが、掲示板にいじめる相手の実名や携帯電話番号、メールアドレスなどを公開し、「うざい」「死ね」「きもい」など口汚い言葉を書き連ねる。
中には、いじめたい相手の実名数十人分を掲示板にリストアップする悪質な例もあるという。
こうした掲示板を見た者が被害者のアドレスに中傷メールを送ったり、携帯電話にいたずら電話や無言電話をかける。それが複数の人間から毎日繰り返されれば、大人だって参ってしまうだろう。
こうした悪質な裏サイトには学校名など書いていないから、親や教師は検索することができず見ることができない。URLは口コミで伝わるのだ。
恐ろしいのは対象にされた子どもたちが原因も分からないままメールや携帯電話でいじめられることだ。いじめる側は直接、相手と対面せずにすむので、安易にいじめに参加しやすい。
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