第3回
子どもとの夏休みの過ごし方
親野 智可等氏
2007年7月27日
夏休みがいよいよ始まった。子どもたちにとっては年間で最も楽しいときだが、ため息をついているお母さんたちも少なくないはずだ。日中、仕事をしているお父さん方には分からないかもしれないが、毎日1日中、ずっと付き合っている母親にとっては気が重く感じるときもある。
そして、ついついガミガミと怒りがちになる。イライラしながら子どもをしかれば、親子関係に悪い影響を与える。
だから、お父さんたちは母親と子どもの緩衝剤として、ストレスのたまっているお母さんたちを救ってあげるという発想を持つことが大切だ。
休みの日などには子どもたちを連れて出かけるとか、1日中面倒を見て、お母さんたちを開放してあげよう。「ゆっくりとショッピングでもしてきたら」などと言ってあげれば、夫の株が上がることは間違いない。
そして、子どもたちにとっても、リラックスして楽しく過ごせる夏休みにしてあげることだ。
親はついつい長期の休みを絶好の勉強や訓練の期間と考えがちだが、まず第一は楽しい思い出を作ってあげること。勉強や訓練はその次だ。
休みが長期にわたるがゆえに、最初に子どもたちのモチベーションを上げておくことが大切である。「漢字をやれ」「計算力をつけろ」とお尻を叩くだけではダメ。1学期を振り返って、ほめるところをほめ、気持ちを高めてあげる。
それから、「それじゃ、何か足りないことや、できなかったことはないかな?」と聞いて、考えさせ、目標を立てる。不足していることでなく、得意なことをさらに伸ばすような目標でもかまわない。
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