EV時代への移行車として最適なクルマ
さらに忘れてはいけないディーゼルのメリットがある。
それは軽油以外の燃料でも走行できるという点だ。
液体天然ガスをはじめ、「てんぷら油で走った!」とニュースで騒がれたように、ディーゼルは植物燃料(バイオ・フューエル)でも走る。そしてSOx(硫黄酸化物)は出ない。また、菜種油などを燃料とすれば完璧な無公害エンジンとにもなるだろう。
「生ゴミからディーゼル燃料」という夢のような技術も開発されている。それが「亜臨界水処理」だ。この技術では生分解性プラスティックも同時に作ることができる。
「亜臨界水処理」では、水を高温高圧状態にして有機物の分解能力を高めて生ゴミを分解、その中から必要成分を取り出す。
例えば、魚の生ゴミの乳酸は生分解プラスティックになり、油分はバイオディーゼル燃料となる。(大阪府立大学・吉田弘之教授らの研究による)
私は未来のクルマに最も適しているのはパーフェクトEV(電気自動車)であると強く思う一方、未来のEVワールドに移行するまでのクルマとしては、新世代型ディーゼル車が最良だと確信している。
我われ日本人もディーゼルの認識を改め、未来に向け、この新世代型ディーゼル車を積極的に導入していく時に来ているのだ。
■参考文献・出典:
『誰も知らなかった新世代クリーン・ディーゼル その真実と未来』(家村浩明著、双葉社)
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