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35年も昔の『整備新幹線』計画にしがみつく政府

 政府はエアロ・トレイン導入をどう考えているのだろうか。

 建設費が同じなら、反対論の多い整備新幹線を建設するよりエアロ・トレインの方が、はるかによいと思う。だが、国土交通省の答えはこうだ。

 「今の新幹線は『全国新幹線鉄道整備法』(昭和45年)で建設されています。現在は、長崎、北陸、北海道などの整備計画を進めています。具体的には政府与党間の『検討委員会』を毎回実施して『どこを着工、どこを測量』などを決定。基本計画路線は昭和47年に決定しています。そのほかの路線については整備新幹線が終わってからの話となります。新しい路線・技術の提案もありますが、そもそも整備計画が終わっていませんから無理ですね」(国土交通省・鉄道局・幹線鉄道課)

 役所の企業以上に保守的な態度にはあ然とするばかりだ。

夢を切り開け!エアロ・トレイン

 国交省の話ではエアロ・トレイン計画などは入る余地すらない。これでは社会主義だった旧ソ連以下ではないか。同省担当者のいい訳が続く。

 「新しいルートで造ると過大投資がかかります。システムが安かろうと、山をぶち抜いたり用地費も多大にかかる。システムも新しいものを作らなければならない。今の新幹線を止める必要があるというほどには現実性は薄いんです」

 35年以上も昔の計画に、縛られることなく、地球温暖化、エネルギー危機、省エネ指向などに対応できるエアロ・トレインに官民あげて着手すべきだ。時間はもう残されていない。

■問い合わせ先
東北大学・流体科学研究所:022-217-5302

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