暮らしに潜むリスク

“自己都合退職”にされてもあきらめるな

 ところで、実際は会社都合でも、自己都合退職として処理されてしまう人がいる。実はわたしもその一人だった。だがあきらめることはない。ハローワークの窓口で覆すこともできるのだ。

 ハローワークに失業保険の手続きに行く際に、「自己都合」とされた理不尽さを示す証拠を持参して、窓口担当者に説明をする。窓口担当者がその上司に、これまでの経緯を説明し、離職理由の項目を適正に判断してもらえればいい。わたしの場合、ハローワーク担当者は、元の職場への問い合わせなしで認めてくれた。

 この方法で2006年2月にわたしは、自己都合退職を会社都合退職へ覆したのである。退職直後に、3カ月の給付制限があるかないかは、金銭的にも精神的にも大きな違いがあるので、ダメで元々と掛け合ってみることだ。

※退職金など会社の対応が変わるわけではない。変わるのはあくまで失業保険のみ

 経過をメモしておき、証拠となるような書類のコピーを忘れずにしておくことが重要だ。ちなみにわたしの場合は、労働条件に掛かる重大な問題(賃金低下、賃金遅配、過度な時間外労働、採用条件との相違など)が認められた。さらに、社員連名の抗議文のコピーも補足的な証拠として提出することにより、経営者のワンマン振りが浮き彫りにされた点も効果があったように思う。

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