過剰反応は広すぎる個人情報の概念に起因
そもそも扱う個人情報の概念が広すぎるために一連の過剰反応が起きている。省庁間で問題事例を協議し情報共有する前に、その前提となる基本認識をきちっとしないことには始まらない。
この法律は基本法なのだから、省庁によって基本認識が違うというのでは困る。そう考えていくと、運用が混乱しないようにガイドラインを見直し、場合によっては混乱を生じないよう、今後個別法の検討も必要となろう。
だが、その前に、個人情報とプライバシーとは違うのだ、という点をしっかり押さえておかないと話がますます混乱する。個人情報の定義自体を改めないと、過剰反応の根本原因は取り除かれないのである。
次回は、個人情報とプライバシー、そして情報公開との関係について書いていきたい。
この連載のバックナンバー
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