第51回
ライオンに見る“オン”と“オフ”の取り方
コンサルタント 牛場 靖彦氏
2006年6月27日
「獅子奮迅」という言葉がある。獅子が奮い立って猛進するような激しい勢いのことである。
そのライオンは獲物を捕ったあと、まず真っ先に内臓を引きずり出して食べる。それはこの部分が最も栄養価が高いことを知っているからだ。
さて満腹になると、ゴロリと横になる。目の前をシマウマやインパラ、トムソンガゼルあたりが通り過ぎていっても知らん顔をして、トロトロとまどろんでいる。ライオンは運動・栄養・休養のバランスをとることを、よく実践しているのだ。
一方、現代人は何かとあくせくしており、適度なくつろぎ(Reasonable Relaxation)の重要性について考えない人が多い。しかし、わたしがかねてより提唱している『ストリーム健康法』の中でも述べているように、適度なくつろぎこそは心身の健康保持にとって欠かせない大切な要素である。
わたしが世界各地へのリスクマネジメント(RM)の出稽古で知り合った外国人の数はかなりの人数に上るが、その中でも、今回の主人公、ビル・キゾレックほど、Reasonable Relaxation をうまく活用している人はいないと思う。
この連載のバックナンバー
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