前向きな風土が社内を好循環
チーフ・バーテンダーのH君は、私が横浜市内のあるバーから直接スカウトして来てもらった男だった。彼は「日本一のカクテルづくりの名手になるんだ」と非常に張り切っていた。ANBA(All Nippon Bartenders' Association)に入会し、仕事の暇を見ては熱心に研究にいそしんだ。その甲斐あって、昭和1977年、78年の大会に連続して、ロング・カクテルの部で入賞を果たした。
販売スタッフのN嬢やH嬢は、独自のやり方でセールス手法を自分のものとしていった。彼女たちは、クラブが年に4回発行した会報の企画・立案から編集まで、楽しみながら次々と仕事をし、傑作を送り出していった。この会報は、会員とクラブ運営側を結ぶ大切はきずなの役割を果たしてくれた。
彼・彼女たちは上から口やかましくいわれないにもかかわらず、自分たちの職域で、自主的に参加意識をもって、もてる能力をフルに発揮して良好なクラブ創りのために毎日ベストを尽くしてくれた。その姿勢と実行力は、本当にありがたいことだった。
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