第91回
元旦に考えた「神社のお客様満足度」
株式会社武蔵野 社長 小山 昇氏
2008年2月5日
日本はおろか世界も飛び回って仕事をしているわたしにとって、年末年始は一年を通じて唯一の骨休めの期間です。だから温泉には行かない。もちろんスキーにも行かない。海外旅行なんてもってのほか。ただ自宅でお節料理をつまみに酒を飲み、テレビで箱根駅伝を見つつ、ひねもす寝て過ごしてリフレッシュする。これが我が家の正月休みの通例です。
とはいえ、まったく出かけないというのも「家庭人としてあまりにもサービス精神が欠如している」ということで、1日には家族揃って神社仏閣へ初詣に行きます。今年の正月も初詣客で大にぎわいの神社に足を運びました。おさい銭をあげて参拝が済んだところで、隣の立て看板の掲示を目にした妻がわたしに言いました。「あら、今年のあなたは厄年じゃないの。ついでにおはらいして行きましょう」。
わたしは、こう言っては語弊もありますが、厄年だからどうこうということはあまり信じません。しかしここは素直に妻の言葉に従いました。かつて妻のいいつけ通りに直腸検診を受けたところ、ポリープが見つかって手術をしたことが記憶にあったからです。わたしは世間的には「らつ腕の社長」といったイメージでしょうが、こと家庭にあっては「株式会社小山家の平社員」に過ぎません。社長は妻です。この社長は絶対的な権力を持っております。
1万円の安からぬ玉串(たまぐし)料を払って順番を待っている間、わたしは少々イライラしていました。当日は1月1日ということもあって、おはらいを希望する参拝客はかなり多かった。にもかかわらず神社側の客さばきはかなり悪かったからです。待つのはいいのですが、不充分なオペレーションで「待たされる」のは、やはりちょっと、と思うのです。
あなたのご意見をコメントやトラックバックでお寄せください
この連載のバックナンバー
- 我が社には1脚8000万円の椅子がある (2009/05/07)
- あなたの行動なくして状況の改善もあり得ない (2009/04/28)
- 社員から不平が出ないルールを定めるコツ (2009/04/21)
- 新卒社員に贈る「失敗のすすめ」 (2009/04/14)
- 「それは先入観ではないか」と考えてみることの大切さ (2009/04/07)

