第61回
「飲みニケーション手当」を支給、さぼる上司には…
株式会社武蔵野 社長 小山 昇氏
2007年7月4日
わたしが社内のコミュニケーションを良くすることに大きく心を砕いていることは、過去の当コラムでも何度となく話題にしてきました。円滑なコミュニケーションあらばこそ社員満足も高まり、お客様満足度の向上のための努力もできる。お客様満足度が高まるからこそ利益も出せ、会社は存続が許される。我が社では「コミュニケーションを取る」は、「商品やサービスを売る」と同じくらい大切な仕事です。
ですから我が社の経営計画書には「コミュニケーションに関する方針」と題する一項が設けられており、そこではコミュニケーションをこう定義しています。「情報と感情のやり取りである」と。ここで注目すべきは、「情報」にも「感情」にも「情(なさけ)」の字が入ることです。では情とはなにか。「回数」です。とにかく何度も何度も顔を突き合わせ、言葉を交わし、やり取りをすることです。
数カ月に一度、数時間にもわたって会議をするよりも、毎日3分会話をするほうが社内のコミュニケーションはずっと良くなる。「質」を追求していいのは一部のエリート企業だけです。社長以下アルバイト・パートまで「それなりの人材」しかいない中小企業にとって、すべからく志向すべきは「量」です。量を追求すれば、必ずどこかで質的変換が起こります。
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