第156回
自社の給与体系をしっかり教育し、社員満足度を高める
株式会社武蔵野 社長 小山 昇氏
2009年5月12日
給与は社員にとって一番の関心ごと
お客様満足度を高めるためには何をすべきでしょうか。お客様のご要望には最大限応じる。値引きをする。商品やサービスのラインナップを充実させる…。どれも大切な方策ですが、忘れてはならないことがあります。お客様満足度を高めるのは社員の働きに他ならない事実です。
ご自身に置き換えてください。勤めている会社が明日にも倒産しそうで、給料は遅延続き、将来の見通しは真っ暗…、という状況の中で、お客様のために努力をする気になりますか? なりませんよね。本当にお客様満足度を高めるなら、社員の満足度のアップです。
我が社では社員満足度を高めるために、さまざまな方策を採っています。飲み会・懇親会などを始め、毎月の各種イベント。社内の風通しを良くするための様々な仕組み。社員の挙げた成果は厳正な評価軸で判定し、性別・職責・年齢を問わず相応の賞与で報いる方針。徹底した情報開示(我が社では、誰が、どれだけの給与・賞与を得ているか社員に全公開しています)と給与体系の明確化…。お金に関する方策が多いのは、それこそが社員満足度と密接に関わっているからです。
中小企業では顕著な傾向ですが、「給与は社長の胸先三寸」では駄目です。いや、社員が数名程度のSOHOならそれでもいいが、組織がある程度の大きさに成長したら、明確な給与体系・賞与評価制度をつくり、それに則って厳密に支給する。社長も人間ですから、胸先三寸の評価軸ではどうしても個人的な好き嫌いが支給額に反映してしまう。それでは社員が不満を抱える。当然、お客様満足度のための努力もしなくなります。
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