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こころ豊かで安全な経営とは何か

第131回
部長になれる人、課長で終わる人

株式会社武蔵野 社長 小山 昇氏
2008年11月11日

 あなたは今の会社でどうしたら管理職に出世できると考えますか?

 おそらく大部分の方が「良い成績を上げたら管理職に出世できる」と答えるのではないでしょうか。それは多くの場合、間違いです。冷静に考えてください。プレーヤーとして優秀な社員が、マネジャーとしても優秀であるとはまったく限らない。

 これは「逆もまた真なり」です。マネジャーとして優秀な資質を持っているのに、プレーヤーとしては全然駄目の社員もいる。そういう人を、「成績が悪いから」との理由だけで、いつまでもプレーヤーの位置にとどめておくのは、組織にとっては大きな損失です。

 一般論としては、優秀な成績を上げる社員は資質的にも優秀でしょう。しかし成績「だけ」でその人を見極めたりすると大きく誤ります。人間は多面的な存在ですから、一つの物差しだけで判断できるものでは決してない。

 大切なのは自社の企業文化やビジネスモデルにのっとった適材適所での社員配置です。しかし実に嘆かわしいことに、そういう人事ができる企業は決して多くはない。でなければ人間関係のあつれきに悩むビジネスパーソンがこれだけ多い理由の説明がつきません。

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