第129回
エコを会社の仕組みにしてしまえ
株式会社武蔵野 社長 小山 昇氏
2008年10月28日
当連載の123回『社会貢献はビジネスになり得る』で、社会貢献活動の一環として高品質な再生紙生産に取り組んでいる企業の例を紹介しました。社会貢献というと、ともすれば企業側の「持ち出し」というイメージがある。しかし、この再生紙工場はむしろ利益を伸ばしている、と。利益とは、お客様に喜ばれた結果としてもたらされる。それは通常の事業活動も、社会貢献も同じです。
我が社は社会貢献活動で、昨年からエコロジーに積極的に取り組んでいます。この夏はいわゆる「クールビズ」として社内のエアコンの設定温度を上げ、営業も内勤者もネクタイを外して勤務することを推奨しました。ひっきりなしにお客様や、会社見学会の参加者の方などが来社されますので、「クールビズ実施のためノーネクタイです」と、お断しました。
というと「夏だけ省電力化しても意味がないではないか」と言われそうですね。でも実はそんなことはない。わたしも最近になって初めて知ったのですが、電力を多く消費する法人には「実量制」という料金制度がある。これはその月を含む過去1年の電気の使用状況を見て、最大需要電力が最も大きかった月に合わせて契約電力を決めるものです。ということは、一番電力を使う7月・8月に積極的にクールビズを推進すれば契約電力が下がり、ひいては電気代も安くなる。具体的なメリットが生まれるのです。もちろん、エコロジーにも寄与できる。
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