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「産業突然死」の時代の人生論

日本ではCM飛ばしを防ぐ対策が

 日本では広告全体のなかでテレビCMの比重はまだまだ高い。それでも日本でビデオレコーダーが普及してきて、リアルタイムで見る層が減り、CMのスキップが簡単になった。そういう「DNA」があるところにTiVoやスリングが入ってくれば、CM飛ばしを防ぐ対策はないのだ。

 そこで博報堂DYと読売テレビ放送がCM飛ばし対策の広告手法を発表した。番組制作の企画段階でスポンサーを確定し、テレビ番組とCMがつながったドラマを作るというものだ。CM中は自主規制を守るため、CM中であることを表示するということだが、この新しい手法は今後広がる可能性があるのだろうか。わたしは、これもまたそれほど大きな効果は期待できないと考えている。CMを飛ばしたい人は、どんなことをしても飛ばす方法を考え出すだろう。

 番組の中にさりげなくスポンサー製品を使用するなどして、ドラマの中にCMを入れてしまうやり方もある。しかしこれは非常にうざったいので、主流にはなり得ない。また気がつかないように番組内にCMを埋め込むサブリミナルについては法律で禁止されている。結局この問題はテレビのCM以外の告知方法を開発しなくてはいけない。これは技術とか法律では簡単にできることではなく、新しい広告メディアを作らなくては解決しないことだとわたしは考えている。

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