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「産業突然死」の時代の人生論

第126回
世界が注目するアフリカの将来性

経営コンサルタント 大前 研一氏
2008年4月30日

 去る4月9日、インド・ニューデリーにおいて「インド‐アフリカ・フォーラム」という会議が開かれた。出席したのは、会議の名称が示すようにインドと、そしてアフリカ諸国の首脳だ。この会議のテーマは、アフリカのインフラ整備への支援だ。インドは54億ドル(約5500億円)もの融資枠を設けることで合意した。

 アフリカ諸国と仲良くしようという動きを見せているのはインドに限ったことではない。中国でも首相が何カ国も回ってアフリカとの交流を深めてきている。その背景には、アフリカが持つ膨大な天然資源が関係している。「アフリカの天然資源」というと、第一に思い浮かぶのは石油だと思う。しかし石油は、アフリカに眠る資源のワン・オブ・ゼムでしかない。下の図を見ていただきたい。

 実に多種多様、そして豊富である。ナイジェリアの石油、ニジェール、ナミビアのウラン鉱石。そして何種類ものレアメタル。上図にはないが、大量の天然ガスを産出する国もある。こうした天然資源を多く持つ国と良好な関係を結ぶことは、エネルギー需要が急激に増加している中国・インドにとっては無視できない死活問題なのだ。

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