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「産業突然死」の時代の人生論

第105回
“惨敗”PCメーカーに残された道

経営コンサルタント 大前 研一氏
2007年11月28日

 国内のPCメーカーが苦戦している。日本でのシェアを見ると、2006年は上位8位に入った純国内メーカーは5社のみである。海外メーカーは3位にデル、6位にHP(ヒューレット・パッカード)、7位にレノボが食い込んできた。このレノボは、IBMからノートPCのThinkPadを購入して急激に成長した中国企業だ。ThinkPadという世界的ブランドを手に入れて、一躍世界市場に飛び出すことに成功した好例といえる。

 8位の日立は先日、PC生産からの全面撤退を発表したばかりだ。既に業務用はHPからのOEM供給に切り替えており、今後は家庭用の生産と新規開発もやめるという。

 日本国内のPC市場はますます海外メーカーの比率が高まっていくだろう。国内のメーカーは「苦境」というより「惨敗」といえる状況だ。

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