06年飲料市場は2年連続縮小、健康/自然志向でミネラル・ウォーターと野菜飲料が増加
矢野経済研究所は8月20日、飲料品市場に関する調査結果を発表した。2006年のメーカー出荷額は4兆9225億4500万円で前年の4兆9622億円に比べ0.8%減り、2年連続の減少となった。2007年の出荷額は4兆9720億円と予測する。
減少の理由として、矢野経済研究所は冷夏や暖冬といった天候要因と、これまで市場をけん引してきた緑茶飲料が前年割れになったことに加え、飲用牛乳の減少に歯止めがかからないことを挙げる。
【飲料品のメーカー出荷額】
・2001年:4兆9168億円
・2002年:4兆9069億9600万円
・2003年:4兆8236億円
・2004年:4兆9972億5000万円
・2005年:4兆9622億円
・2006年:4兆9225億4500万円
・2007年:4兆9720億円(予測値)
2006年のメーカー出荷額を品目別にみると、コーヒー・ドリンクが8830億2800万円(前年比0.1%減)、日本茶ドリンクが7130億2700万円(同4.9%減)、ミネラル・ウォーターが1999億8100万円(同15.0%増)、野菜飲料が2018億7900万円(同16.1%増)だった。
ミネラル・ウォーターおよび野菜飲料が増えたことについて、矢野経済研究所は「健康/自然志向の追い風を受けた」と分析する。ミネラル・ウォーターの国内生産量は、2000年から2006年のあいだに2倍増となっており、「自然志向/健康志向がキーワードとなっている昨今、究極の自然飲料ともいえるミネラル・ウォーター市場は、止渇飲料の代表格として今後も順調に拡大していく」(矢野経済研究所)。
関連情報
・矢野経済研究所のWebサイト http://www.yano.co.jp/
