進化する「画像スパム」と戦う

2007/2/28

スパム配信業者はずる賢い。依然として続くスパム配信業者とスパム対策ソフトの戦いにおいて、スパム配信業者は高度な適応性と臨機応変の才能を示し続けている。それを示す最新の例が、画像スパムだ。

数年前に見られた初期の画像スパムは、非常に稚拙なものだった。当時の画像スパムは、スパム配信業者の宣伝文句が画像添付ファイルに埋め込まれた、昔ながらのマルチパートのMIMEメッセージで構成されていた。これらをブロックするのは非常に簡単だった。というのも、ほとんどのスパム配信業者は複数の異なるスパムメールに同じ画像ファイル名を使っていたからである。時がたつにつれて、スパム配信業者はベイジアン・フィルタを混乱させるテキストの塊を追加したりして、基本的なメカニズムを向上させる方法を編み出した。

だが2006年の後半になると、画像スパムが急激に増加した。50%以上増加したとする推定もあるほどである。このスパムの猛攻は、単に数が急増したというだけではなく、非常に狡猾なものでもあった。様々な新しいテクニックが使われていたからだ。例えば米Barracuda Networksなどのスパム対策ソフト・ベンダーがOCR(光学式文字認識)を使ってフィルタリングできるように画像をテキストに変換しはじめると、スパム配信業者はOCRソフトウエアを混乱させるために、ぼやけたフォントと色を組み合わせたものを使いはじめたのだ。


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