このページの本文へ
ここから本文です

CEATEC:「全国の交通信号機をLEDに置き換えると…」、豊田合成が講演

2008年10月3日 12時6分

豊田合成 内外装部品事業部 開発部の高橋利典氏は、幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2008」において、「LEDによる地球環境保護への貢献とバックライトへの適用」と題する講演を行った。

この中で高橋氏は、地球環境の保護に貢献するLEDの主な特徴として、環境負荷物質が少ないこと、廃棄物が削減できること、CO2排出量の削減が期待できることを挙げた。LEDは、現在主流の白熱電球や蛍光灯、HIDランプと異なり、鉛(Pb)や水銀(Hg)などの環境負荷物質を使用せず、光源としての寿命も長いことから、交換などによる廃棄物を削減できるとする。CO2排出量の削減については、例えば全国の交通信号機を白熱電球からLEDに置き換えた場合に、1年間で約37.8万トンのCO2排出量が削減できるとの試算を紹介した。この値は、年間約10億kWhの消費エネルギー量の削減に相当する。さらに、1年間に出荷される白色照明器具の光源を白熱電球からLEDに置き換えた場合には、1年間当たり約111億kWhの消費エネルギーが削減できるとする。これは、約420万トンのCO2排出量の削減に相当する。

LEDのバックライトへの適用に関しては、パソコンなどへ採用を進めるには効率をさらに向上させ、パソコンの寿命に合わせて長寿命化する必要があるとした。高効率化にはチップ設計やランプ設計の改善、蛍光体材料・封止方法の開発などが、長寿命化には劣化しにくい樹脂材料やランプ材料の開発、熱・応力設計などの改善が必要とする。

記事検索 オプション

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る