2010年度の電子マネー向けICカードは累計2億4810万枚に,矢野経済
矢野経済研究所は,国内の電子マネー向けICカード市場の調査結果を発表した。調査は,同社が2007年5月~7月に,電子マネーのメーカー各社に行った取材に基づくものという。
同研究所が推計した2006年度の電子マネー向けICカード累積発行枚数は5253万枚。2007年度には9689万枚,2008年度には1億6170万枚に達する見込みという。2010年度の予測枚数は2億4810万枚である。
市場の状況を見ると,サービスの乱立やリーダー/ライターおよびカードの種類の増加は収斂する兆しを見せず,加速度的に枝分かれを続けているという。矢野経済研究所によれば,現在市場において有力とされている電子マネー・サービスは,主なものだけで10種類以上に及んでいる。プリペイド型の電子マネーでは「Suica」「ICOCA」「PASMO」「Edy」「nanaco」「WAON」,ポストペイ型の電子マネーでは「Smartplus」「iD」「QUICPay」「PiTaPa」などがある。同研究所は,今後も電子マネー・サービスは拡散を続けていくが,市場の成長が自然淘汰を促していくことは確実とする。
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