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シンクライアントはPCを代替できるか?

2008年3月31日 15時7分

高い生産性で業務をこなしてもらうために社員一人ひとりに十分なコンピューティングパワーを提供することと、セキュリティや運用管理体制の確立は本来、トレードオフの関係にある。バランスをとるには、「ハードウエアやソフトウエアが連携するプラットフォーム」としてクライアント環境を整備しないといけない。しばしば話題になる「シンクライアント」はその一つのアプローチである。

今となっては少々新鮮味に欠けるニュースかもしれないが、2008年2月、防衛省が機密情報の流出防止を狙って、2010年度までに海上自衛隊のクライアントPCをシンクライアントに切り替えるという報道があった(NIKKEI NET:「記憶装置なしパソコン、海自が3万台全面導入・10年度までに」)。

海上自衛隊には約3万台のクライアントPCがあるが、これらを米国防総省がすでに採用しているサン・マイクロシステムズのシンクライアント(Sun Ray)に置き換えるという。こうしたセキュリティ強化の動きは、昨年話題となったイージス艦の機密情報流出が大きなきっかけとなっている。

これに先立って防衛省は2006年3月に、「秘密電子計算機情報流出等再発防止に係る抜本的対策について」と題した文書を発表しており、その中で、「シンクライアントシステムに関し、導入が可能なものについて逐次導入を進める」という方針を打ち出していた。

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